ヘルス・リテラシー

雇用者には、働いてくれる従業員の安全に配慮する義務があります。
そして、働く人には自身の健康状態に注意して管理する“自己保険義務”が求められています。
憲法にも「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する(第25条第1項)」とあります。

と凄く、堅苦しい始まりになってしまいました。
日本では1961年以降、「国民皆保険制度」という、とても安心できる環境に恵まれています。一方で、恵まれていることに気付かず、健康で居続けることが当たり前だと勘違いして、日々の生活の中で自らの心身に配慮しなくなっている弊害もあるように思います。

自分の健康や命、ひいては幸福や尊厳は、「誰かが守ってくれるはず」と手放しで人任せには出来ないぐらい“大切なもの”なはずなのに、「薬がある」、「医者が治してくれる」、「医学は発達してる」、そのうえ「7割以上、保険が負担してくれる」と、どこかで思ってしまいます。

「積極的に必要な健康情報を選択、取得、理解、評価、利用し、自らの健康のために行動する能力」を、ヘルスリテラシーと言います。
その能力を身につければ、家族など相互の健康状態に影響し合う人や、将来の自分も守ることになると言われています。
大切なものを守る為に、自ら“適切に”意思決定し、行動する能力(ヘルスリテラシー)は、時代に関わらず、普遍的に重要な能力なのかもしれません。

すいか庵オフィスケアは、マッサージや傾聴を介して心身に触れることによって、ご自身の健康状態に気づいて頂ける機会をご提供して参ります。
また、スタッフ自らがヘルスリテラシーを高めていく必要があると考えています。身につけていくプロセスの一部を、このブログ(カテゴリー:未病の本棚、学習日記)にご紹介します。皆様の一助にして頂けたら、幸いです。

#ヘルスリテラシー

#マッサージ

#傾聴

ヘルス・リテラシー” に対して1件のコメントがあります。

コメントは受け付けていません。