持続可能な開発目標( SDGs)のセミナーにて

先日、友人に誘われて、SDGsのセミナーに参加しました。

2015年9月に全会一致という奇跡的な形で国連で採択されたSDGs。

「持続可能」=現在のみならず、未来の世代も誰一人犠牲にすることない(取り残さない)世界の実現が基本理念とされています。
2030年が達成する目標年。15年のうち5年が過ぎたところで、covid-19の流行や世界的に大災害に見舞われる人類。

その人類が共に掲げた目標の主要素と言われる“経済成長”、“環境保護”、社会的包摂“の本当の意味を、自ら知りなさい、と言われているようです。
人類が変えて来た自然に「さて、そろそろあなた達の番です」と、逆に開発されているのかもしれません。

SDGsには17のゴール(目標)と個々に全169の達成基準があり、その下部に232のグローバル指標があります。
外務省:JAPAN SDGs Action Platform

世界の達成度ランキングでは、2020年6月で、上位1~3位が北欧を占めていて、日本は162カ国中15位に位置しています。
sustainable development report 2019

日本の2019の評価は
達成:「質の高い教育をみんなに」、「産業と技術革新の基盤を作ろう」
最大の課題:「ジェンダー平等を実現しよう」、「つくる責任、つかう責任」、「気候変動に具体的な対策を」、「パートナーシップで目標を達成しよう」
となっています。

SDGsの達成のために、人類一人一人の意識・行動変革が求められています。
事業にも理念やミッション、ビジョンにSDGsをどのように盛り込んで活用し、目標達成に寄与出来るかというリテラシーが要求されています。

貧困や飢餓、安全な水やトイレと聞くと、日本は関係ないと考えがちですが、「誰一人取り残さない世界の実現」を考えると、一人一人出来ることがあるような気になってきます。

いわゆる発展途上や後進国と言われる目標ばかりではなく、先進国特有の目標も含まれています。
確かに達成基準を念頭に置くことは大切だと思います。
でも、「どうやったら達成出来るのか」それぞれの国や事業、個人に合った目標達成の方法は違うのだろうと思います。

日本においても、達成の2項目と最大の課題の4項目を比較しながら眺めていると、日本独特の問題点が見えて来るようにも見えます。

そんな視点で、SDGsの目標を頭の片隅において、行動する時に、ふと思い浮かべてみる習慣をつけられたら良いな、と思います。

すいか庵オフィスケアで、オフィスマッサージや一次予防、未病を介して、どう目標達成出来るのか。そんなことを考えています。
すいか庵オフィスケアの考えるSDGs

#SDGs

#オフィスマッサージ

#一次予防

#未病