痔核(脱肛)の手術~その後

痔核の手術からそろそろ4ヶ月。
先生からは3ヶ月頃が最後の診察になりますよ、と言われていました。
1ヶ月目の診察では、「まだ傷口が腫れているから、肛門鏡は入れませんよ。まだ紙で拭いてはいけません。ウォシュレットで良く洗ってください」と言われたものの、ひとまず合格を頂きました。

2ヶ月頃までは自分で下剤を低用量に抑えて服用していましたが、通常の食生活に少し水分を多めに飲む様に心がけて、軽い運動や腹部のマッサージをして過ごしました。排便もほぼ毎日、柔らかめでコントロールできていました。

夏ということもあって、ちょっと水分が足りなくなると、排便がスムーズにできない事があり、3ヶ月の受診日、肛門鏡後、医師から「うーん。追試ですね。3〜6ヶ月後、もう一回来てください」と宣告を受けます。
それから1ヶ月、食事も3食きちんと摂って、繊維質やヨーグルトなど、腸管に頑張ってもらえるよう心掛けます。
体内時計が乱れることで様々な疾患や症状を引き起こすことは知られていますが、大腸でも蠕動運動への影響から腹痛、便秘、下痢の一因となるようです*1。
水分や良く噛んで食べること、食事の取り方や内容が肛門までの消化管全体に影響を及ぼしていることを体感します。

知り合いの理学療法士さんから「京都の某病院には肛門リハビリがありますよ。再発防止の理学療法みたいです」と伺い、なんとか再発を免れたい私は、興味津々です。

それでも、今回の手術で、生活習慣や清潔の大切さに目を向けられたことは、大切な経験となりました。
自らの身体に気付いて向き合える時間を持つこと。
セルフメンテナンスで少しずつでも一次予防をする生活習慣を身につけていこうと思います。

*1: 柴田重信. 時間栄養学. 化学と生物, 50巻9号. p641-646. 2012

 

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