ジョハリの窓

企業の研修等でも良く用いられる「ジョハリの窓」。

自分を4つの窓(領域)に分けて、各々の窓が占める大きさを客観的に認識することで、他者との関係や自分を考えるきっかけになります。

開放領域(自分も他者も知っている私):双方の共通認識の領域が大きい場合、活発にコミュニケーションを図ることが期待できます。
たまに、表面的だったり、演じている場合も無きにしも非ずですが…。

隠蔽[秘密]領域(自分は知っているが、他者は知らない私):意図的に見せていない場合、自己開示するチャンスがなくて見せてない場合、もしかしたら上手く伝わっていない場合もあるかもしれません。自己開示することで、開放領域が広がる領域です。

盲点領域(他者は知っているが、自分は知らない私):他者からのフィードバックで気づく自分です。フィードバックしてもらえないと気づけない、あるいはフィードバックしてもらっても受け止められなければ気づきには繋がらないかもしれません。

未知領域(自分も他者も知らない私):自分や他者によって、発見できる可能性がある領域です。挑戦して自分の可能性を知る、固定観念や執着から離れると見えてくるものがあるのかもしれません。

年齢を重ねても、心身共に“自分が知らない私”は、底知れないはずです。
4つの窓のうち、2つの窓が塗りつぶされていると考えれば、大きさ如何では、見えている自分は僅かかもしれません。
盲点領域が大きければ、自分が知っているよりも、他者が知っている自分の方が大きい可能性もある訳です。
どの窓を大きくするかは、個人によって違うと思いますが、自分のことを判ってるのかな?と省みる時には役立ってくれると思います。

マッサージもカウンセリングも、クライエントの方の盲点領域を小さくすることに役立つと考えられます。
仕事や育児、介護で忙しい世代の方こそ、少し楽になれる機会が必要なのではないでしょうか。
すいか庵オフィスケアでは、産業カウンセラー認定スタッフが、オフィスマッサージ等をご利用のクライエントの方の心身に手掌や耳を傾けながら、お手伝い出来ればと思っています。

#ジョハリの窓

#オフィスマッサージ

#産業カウンセラー