”天人合一”ということ

「天人合一」という考え方は、中国の孟子などによる世界観と言われていて、東洋医学でも、基本として学ぶ考え方です。

人間の生命活動の源は、自然(天:大宇宙)からの恵み(食物、水、空気など)で成り立っている。
人の身体は、機能の異なる組織や器官が繋がりを以って、小さな宇宙を作っている。
つまり人は自然の一部であると共に、人の中にも自然が存在する。

東洋医学では、人の身体に起こる症状や疾患は、自然で起こる現象と同じ法則性を持っていると考え、治療方法を検討する際に、自然の摂理を念頭に入れて考えます。

急性や感染症、重篤な状態に至った疾患などは、現代医学に基づく治療が必要ですし、病気を発症している可能性がある場合は、早めに医療機関を受診することが前提ですが、未病の状態で“養生”を心掛ける中では、参考になる考え方だと思います。

この考えを常に心に置いて、海や陸の豊かさを守り、エネルギーや気候への配慮を繋いでくれた人たちが、私たち東洋人の祖先だというのは、誇らしくもあり、そして勿体無いことをしているようにも思います。
当たり前のことのようで、もう今は当たり前ではなくなりつつあること。
SDGs(持続可能な開発目標)を見ていると、そんな風に思うことがあります。
すいか庵オフィスケアの考えるSDGs

東洋医学の考え方に触れると、先人が命を大切に守り、私たちに繋いでくれた丁寧で豊かな息遣いを感じることが出来ます。道に迷っても歩けるように、照らしてくれているような気になります。
貴重な財産が、今の人々の身体を介して、未来の人たちに繋がれいけばいいな。

そんな思いを心の中に置いて、オフィスマッサージ等を介して未病維持をサポートしていきたいと考えています。

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