山茱萸(さんしゅゆ)

友達がとても綺麗な山茱萸の写真をくれました。
早春に黄金の花を咲かせると言われていますが、本当に眩しいくらいです。
山茱萸は漢方ではグミに似た果肉が使われ、六味地黄丸にも入っています。
東洋医学では春の陽気と関係が深い肝や、冬の寒さに影響を受ける腎が虚して腰や膝が痛む状況を補う働きを持っているとされています。
花を咲かせるこの季節に重ねているのか、自然の恵って粋だよなあ、と感心してしまいます。

その他にも、汗や尿などが身体から漏れ出ないようにする働きもあると言われています。

そうそう。肝は目との関係も深いのです。
目の養生のために、春は綺麗な花を愛でるのがいいのかもしれません。

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